レトルトカレーにひと工夫
レトルトカレーはとにかく便利なので大人気となっています。料理を作るのが面倒くさいという独身の人などには大活躍のレトルトカレーですが、これもちょっとしたプラスアルファをすることで完全食にすることができます。
もともとのレトルトカレーは、内容量は200g前後で、量的に見るとやや少ない感じで、たんぱく質も10g以下となっています。従って、ごはんとレトルトカレー1袋では栄養面では完全とは言えません。
そこでプラスアルファの工夫をすることになるわけですが、何も特別な材料を使うということではなく、冷蔵庫の中の食材を加えることで簡単に完全食に変身させることが可能です。
さて、そのためのプラスアルファ食材ですが、まずは大抵冷蔵庫に常備してある卵です。卵は質の良いたんぱく質を含みます。 次はチーズ・ヨーグルトです。こうした乳製品はたんぱく質とカルシウムを含みます。
飲み物としては柑橘類のジュースが最適で、これでビタミンCを摂取できます。後、カレーライスで不足するのは葉酸ですが、夕食ならビールを飲みましょう。葉酸は、本来は葉物がないと摂る事ができませんが、ビールでも摂取可能なのです。
ちなみに、学校給食では、カルシウムを補うために牛乳を加え、葉酸を補うためにサラダを加えた三点盛りで、バランスを取っています。こうしたお手軽対策をするだけで、レトルトカレーでも完全食になります。